
以前のも書いたことがありますが単三型充電池の話です。
充電池として古くはニッケル・カドミュームでしたが自然放電が激しく、充電して間なしの場合のみしか安心して使えませんでした。また充電は完全放電してから充電しなければなりませんでした。知らずに残量があるのに充電すると以降の充電容量が少なくなるという欠陥がありました。
三洋電機のeneloopはニッケル・水素型の充電池で自然放電が少ないのが特色だと思います。また、途中で追加受電もできます。
今日は、容量の問題です。
ニッケル・カドニューム 2,200mAH (min)
ニッケル・水素 1,900mAH (min)
ニッケル・カドニュームの場合電圧は1.2Vですから 1.2×2,200=2,640mWH=2.64WHつまり2.64Wを一時間使える量だということになります。 ニッケル・水素は2.28WH

問題はこの充電池、イオンでeneroopを買うつもりだったのですがイオンのブランド商品TOPVALUしかありませんでした。
外見はeneroopと殆ど変わりません。問題は無いだろうと買って帰ったのですがなんと充電容量
950mAH (min)
と書いているではありませんか。eneroopの半分です。まさかと思って使ってみましたら特に問題はありません。
色・形から見て三洋電機製だと思うのですが。
同じ大きさで容量半分、値段は一割安。これでは売れませんよね。最もこの容量は虫眼鏡でないと読めません。こんな大問題を知らずにTOPVALUに採用ですかね?

